いつごろから起業を考えていましたか？

高校生の時から将来は自分で会社を立ち上げたいと思っていました。
正直親や友達、誰にも言ったことがなかったですね。
理解してもらえるとも思ってなかったですし。
ただ、なぜか絶対にやるという自信だけありました。

起業するための準備を学生の時にしましたか？

特別なことはしていません。
ただ、大学生になっても本気で起業を考えている人間に会うことができなかったので、ビジネスコンテストに参加して実際に起業した人に会ったり仲間づくりしてましたね。

この時期にうっすらと夢の様なものだったのが、しっかりとした現実感のある事象になったのを覚えています。
起業を考えている学生の子にはおすすめです。
手軽に現実感のある夢に変えてくれますよ。

起業するために必要なことは何かありますか？

人生をかけて本気でやるかどうかの決意だけです。
昔と違って資本金も0円で会社を作ることができる時代です。
決意さえあれば起業はできるでしょう。
ただ、過去起業したい、とのたまう人達に大量に会ってきましたが、本気で言ってる人は1％もいないです。
なのでこの「決意」は本当に大事です。
ハチワンはまだ小さい会社です。
ハチワンで働く人には同じ決意を持った人に来てほしいですね。

エンジニアを目指したきっかけは？

作るという仕事に興味があったからですね。
後は起業するにしても漠然とインターネットは絡めて何かしたいと考えていたので、プログラムを書ける、というのは役に立つなと考えたのがきっかけです。
元々異常な負けず嫌いと細かい性格、一度はまると究めたくなる性格が合っていたんだと思います。
エンジニアという仕事が天職だと思っています。

元々ITの知識がない方だと聞きましたが？

私はエンジニア業界でも特殊な方で、前職でもあるサイボウズでエンジニアとして中途入社するまでITの知識が全くありませんでした。
パワーポイントすら開いたことなかったんですよ（笑）

今でも入社1日目の冷や汗を思い出します。
ただ、冗談抜きでそこから365日全てを仕事のために費やしました。
サイボウズという優良企業に恵まれたこともあって基礎のしっかりしたエンジニアになることができたと思います。
サイボウズには今でも感謝しています。

何が言いたいかというと、パソコンに詳しい人がエンジニアになるわけではないということですね。
むしろ変な独学の知識がない分いくらでも吸収していけます。
努力次第でゴボウ抜きもできます。

何も知らない努力家のエンジニアの方が大成すると私は思いますね。